営業マンはいらない。

ドラッカーは、本当に良い商品は営業や広告が無くとも売れると言っている。私はこれを、大学3年の就活が頭にチラつく時期に読んだ、知った。営業職は眼中に無くなった。
 
営業職の友人と話していると、疑問に思うことがある。
 
その保険は返戻率どのくらい?なんて聞くと、
 
「そんなこと細かく聞いてくる客がいたら嫌だわ」とか、
 
住宅の資産価値や相続時の話を聞いたら、
 
「そんなこと考えてたら家なんか一生買えない。」
 
と言う。言ってることは分かるし、確かにごもっとも。
自分が営業マンだったらこんな客嫌だ。やりづらいと思う。
 
でも、そんな客の無知につけ込んで商売するやり方に、未来はあるのだろうか?
田舎の老人相手に保険を売ってる人間が、都市部の金融リテラシーの高い人に保険を売れるのだろうか?そもそも、AIに仕事をとってかわられるのではないだろうか。
 
良い営業マンってなんだろうか。ドラッカーの本を読んで良かったと今になって思う。